有機栽培にこだわった丸大豆と小麦、天日塩の実を原料とした有機しょうゆです。木桶仕込みの本醸造醤油で、時間をかけて生まれた豊かな香りと深い旨味をご堪能ください。
金笛醤油ができるまで
伝統的な醤油造り
・原材料処理
醤油は「大豆・小麦・塩」から造られますが、金笛では原料にもこだわり、有機栽培にこだわった丸大豆と小麦、天日塩のみを使用しています。大豆は前日から水を張り1晩吸水させ、大豆の水分量を見極めながら、蒸し加減を調整します。小麦は炒ってひき割り、大豆と混ぜ合わせ、種こうじ菌を混ぜます。
・麹造り
材料を室(むろ)とよばれるこうじ室へ。温度と湿度をこまめにチェックし、菌の活動が最適な状態になるよう麹をほぐして冷ます「手入れ」を時折行います。蔵人が厳しい目で管理しながら、三日間寝かせ、最高の麹へと醸していきます。室の温度は30度、湿度100%に保ちます。また、手入れのタイミングは2日目の朝と夕の2回に決まっています。
・発酵・熟成
塩水と麹を混ぜ合わせた「もろみ」を、発酵・熟成させます。金笛では、200余年の伝統的手法を今なお引き継ぎ、大きな木桶の中で一年かけて発酵・熟成させています。
・搾って商品へ
もろみを搾ります。出てきた醤油の品質を安定させ、香りを立たせるために、醤油を加熱し、濾過をします。なお、生(なま)醤油は加熱はせずに濾過のみ行います。 そして、充填をしたら完成です。
加熱することを「火入れ」と言います。これまで発酵熟成に役に立っていた酵母菌や乳酸菌がビンに入ってしまうと中で泡を作ってしまい、振った後の炭酸みたいな状態になるため、加熱殺菌を行います。生醤油に対するろ過も菌をビンに入れないようにろ過がされています。
伝統的な杉桶で作る醤油メーカー
木桶による醤油の製造は、ステンレスやタンクで人工的に発酵を早く進める方法よりも時間も手間もかかりますが、木桶内で酵母菌などの微生物が生き続けじっくりと発酵が進み美味しい醤油ができるとメーカーは自負しています!
原材料
有機大豆(カナダ産)、有機小麦、食塩
保存方法・注意事項
保存方法:直射日光を避け常温で保存
包材
びん:ガラス、キャップ:PE、ラベル:紙
アレルゲン
小麦 / 大豆